15年間一緒に暮らした祖母の葬儀。

つい先日祖母を亡くし、枚方市で家族葬ができる葬儀場を探し、散骨について考える機会がありました。

僕の家は母子家庭です。働きに出ている母の代わりに、祖母が僕の身の回りの世話やご飯などの世話をしてくれました。小学生ぐらいの頃から15年ぐらい面倒を見てくれたのです。祖母は実質母親とも言える存在でした。あまりに辛く、遺品整理が進まない日々です。

目立つことが好きではなかった祖母は、葬儀など不要と口癖のように言っていたものです。しかし実際に亡くなった祖母の葬儀をしないということは僕の選択肢にはありませんでした。当然のように家族葬を執り行うことになりました。

身内だけでの葬儀でしたので、気を使うこと無く、祖母との思い出を久しぶりに集まった一族で存分に語り合い、涙を流すことが出来ました。

僕の人生で葬式というものは初めてだったのですが、人が亡くなり、骨になるまでの間の期間というのは本当に一瞬で終わってしまい、気持ちの整理が追いつかなかったというのが正直な感想です。

先週までは話してた家族があっという間に骨だけになってしまった事にまだまだ気持ちが追いついていかないのです。

でも、家族葬で本当に良かったと思います。
人徳のある祖母でしたので、葬儀に参列したい方は多かったでしょうし、その方たちには申し訳なかったのですが、家族全員の仲が良いことが祖母の何よりの願いでしたので、それを最後の最後まで見せれることが出来たので本当に良かったと思います。

そろそろ祖母の四十九日も終わり、お墓に入る日が近づいています。
そこで、本当に祖母とはお別れになります。

その時に、「僕はもう大丈夫だよ、ありがとう、妻と子供を一生懸命大切にするから天国で幸せに過ごしてね」としっかりと伝えるつもりです。